上野の東京都美術館で開催されているフィレンツェ 芸術都市の誕生展へ行ってきました。

フィレンツェ出身で美術史の先生でもあるイタリア人の先生がガイドで、イタリア語のレッスンの一環であった。

朝早かったので、やや暗め(美術品保存のため)の館内で、たちっぱなしでイタリア語、はかなり過酷な状況!!
なんどとなく立ちながら寝てしまいふらふら、朝の通勤電車のように「かくっ」となったりしながらも、充実した2時間半はあっという間でした。

ウフィッツィ美術館ピッティ美術館パラッツォ・ベッキオ・・など、犬も歩けば芸術にあたるようなフィレンツェの、14-16世紀にとくにフォーカスした展示会でした。

14-16世紀といえば、ルネッサンスの胎動が動き出した時代。
日本では、鎌倉時代の終わりから、江戸時代の直前までの時期。

とくにびっくりしたのが、絵画の中の服や織物のデザインやセンスが、何百年も昔とは思えないほど素敵なこと。
さすが毛織物、絹織物が重要な産業だった都市だ。
(金融、建築、医学・・・などでもすすんだ都市だった)。

フィレンツェは、美術だ芸術だ、とつくりあげたものではないんですね。
産業や商業が活発な都市だったので、実用と合理性とデザインを理想とする人たちが、都市で日々生活していて、自然と育ってきたものだと感じました。

イタリア語は、聞く:65点、話す:10点・・まだまだ、勉強......w